すいな整体ノート

東京の「すいな学院」を卒業してから２年、施術の経験を積むたびに「すいな」の魅力に取りつかれ、この素晴らしい「すいな－推拿」をもっと日本で知ってもらいたいという思いでスクールを立ち上げました。

推拿は日本で使われている”整体”とは意味が違います。

身体の外部、内部の組織全体に働くという点で、骨格調整中心の“整体”とははっきり違います。

ちなみに中国で“整体”という言葉は身体全体（ホリスティック）という意味で使われます。

「推拿」は中国医学ですから経絡と経穴（つぼ）を使って体中の気と血流を巡らせることが中心となります。

「すいな」（推拿）はもともと中国では按摩（あんま）と呼ばれていたのですが中国政府によって「按摩（あんま）」と「推拿（すいな）」に分けられたのです。

「すいな」は現在でも中国政府が認めた器具も道具も使わないで発達、継承されてきた治療法なのです。

「すいな」は中国古来の伝統手技（２０００年以上）で
治病原理は次のようなものがあります。

筋肉の拘縮や癒着の軽減

痛みの軽減

筋肉や関節の整復作用

脊柱、骨盤の骨格矯正

血液循環の改善

経絡とつぼを使って

気を巡らせる

自律神経の調整

リンパの流れ

内臓の機能調整

体質の増強

新陳代謝の促進

などが同時に行われます。

日本では医療として認められていませんが中国で器具も道具も使わないで発達、継承されてきた優れた療法なのです。

人間は自然の一部で宇宙の“気”というものに依存するという東洋医学にも期待が寄せられています。

日本の高名な医学博士も積極的に東洋医学を取り入れて治療に利用されています。

 

手を当てるだけで病気を治す推拿は

専門性が高く、肌にやさしく、細胞レベルで改善できるのでこれから貴重な存在になるでしょう。

＊上記の医学用語は「すいな」の説明のために使用したもので医学的な効果を謳ったものではありません。

漢字が多いことと技術の言い回しが難しいことも推拿の普及を妨げている要因だと考えています。

日本でもっと推拿を知っていただき、使っていただきたいという思いで初めての方に出来るだけ分かりやすい解説をしていきます。

皆さんの心と身体の健康にお役に立つことを願っています。