東京整体学校のすいなブログ すいなは芸術?
2023/11/06
こんぽうってカッコイイ!と生徒さんに言われたことがあります。
”カッコイイ”なんて思ったことがなかったので笑ってしまいましたが、表現の仕方は様々だなあ、と感じました。
推拿は手技の多さでは他のマッサージの数倍から数十倍あります。
中国の李強先生が出されている中国推拿基本手技(谷口書店)には202の手技テクニックが紹介されています。
すいなの手技は、施術する人の数だけあると言われます。
ですから1000人やる方がいれば、1000通りの手技があるということになります。
推拿の手技には、按法(あんぽう)、揉法(じゅうほう)、捏法(ねつほう)、推法(すいほう)、コン法(こんぽう)など基本の手技があります。
回す、こねる、押す、ころがすなど、指手腕な、ど使う部位と肩や腰などの身体に当てる場所の名前を付けて、按揉肩井(あんじゅうけんせい)とか捏拿肩井(ねつなけんせい)などと呼んでいます。
しかし按法(あんぽう)、揉法(じゅうほう)がどの程度の強さか?指でやる場合と腕でやる場合は何が違うのか?という細かい決まりは特に無いので施術者の匙加減となります。
ですからどれが正しいということは厳密には言えませんが、それぞれの手技によって一定のやり方はありますので整体学校によって内容や教え方が違う場合があります。
東京すいなアカデミーは中国天津薬大学の手法を取り入れて基本の4つの手技をベースにして教えています。
私は東京のすいなスクールを卒業後に、自分が習得した手法を参考書やDVDで確認したことがあります。
中国の李強先生や孫維良先生の当時数少ない参考書を見つけては購入して研究しました。
またインターネットで見つけた「自学推拿図説」張義炯主編なども参考にさせていただき、4つの手技をベースにお教えしています。
200以上ある手技の中で4つだけ⁈と思われるかもしれませんね。
この4つの手技ができるようになれば80%ほぐすことができます。
先ほども述べたように使う場所によって言い方が違うところがあるので実際にはもっと数が増えます。
難しい手技を苦労して覚えるのは大切ですが、有効な手技を早く身につける方が上達します。
素業後は研究生として私と一緒に無料で勉強しますが、その時には知っている手技をお教えしています。
”そんなことまであるんですね!””奥が深いですね!”と感心されますが、推拿はもともと中国医学として継承されましたので陰陽五行説、経絡理論と併せて奥が深いのです。
有効な手技を有効な部位に使って健康を回復する整体の原点なのです。
生徒さんとマンツーマンで勉強していると”上手になったな”と感じるときが来ます。
無駄な力が抜けて体の使い方に余裕ができると、手技もつぼ入れも無駄なく有効に使えるようになります。
私はそういう状態になったとき、「姿がいい」と言います。
実際上手な人の施術スタイルを見ると無駄がなく、スムーズに施術されています。
これからも”カッコイイ推拿”を目指しましょう。
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東京すいなアカデミー
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電話番号 : 080-4072-0050
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