整体師が疲れきった時頼るのが「すいな」です。

 

整体師だから疲れない、ということはありません。

本当は疲れ切った整体師が多いのです。

 

毎日毎日”強くもんでほしい”お客さんを５人から１０人接客して家に帰るのが夜中をすぎています。

 

おまけに指を傷めて、湿布しながら寝ています。

肩も腰も悲鳴をあげています。

 

 

お客さんに対してはニコニコしていますが

整体師は時限爆弾を抱えて整体の仕事をしているのです。

 

おまけに指を傷めて強く揉むことができなくなってきました。

 

このような生活が長く続けば疲れ果てて

仕事ができなくなるかもしれません。

 

 

全然疲れないということではありませんが

整体師が整体を受けるというのはよくある話です。

 

 

その原因としては

なんといっても力任せの揉み方です。

強く揉んでほしいお客さんに合わせて思いっきり揉む、

それが６０分も９０分も続いたのではたまりません。

 

ちょっと身体を傷める原因を挙げてみましょう

　・ただひたすら強く揉む

　・施術の姿勢が悪い

　・ベッドの高さと幅が合っていない

　・自分の施術パターンができていない

　・手技が少ない

　・身体の構造を理解していない

　・施術の原理が解っていない

　　・・・

 

このようなことが考えられますが

毎日忙しくてなかなか改善できないのです。

 

 

そして彼らが受けるのは”強揉みの”整体

ではなくて「すいな」の技術です。

 

 

自分がやっている力任せの施術にウンザリしていて

やさしいのに身体の芯に効いて”本当の癒し”を求めているのです。

 

 

「すいな」は中国発祥の手技法です。

按摩推拿（あんもうすいな）と呼ばれていましたが

次第に按摩と推拿が別れました。

今中国では「すいな」が一般的で大学病院にも専門科があります。

 

「すいな」は針灸、漢方と並んで中国三大医療のひとつです。

 

「すいな」は中国医学に則って施術をしますので安全かつ効果的な手技法です。

大きな特徴は経絡とツボを使うことにあります。

 

経絡とツボは中国4000年の歴史の中で発見、開発され実績を積んできました。

 

骨格、筋肉、血流、内臓機能、神経に及ぶ医療法です。

 

 

 

ですから疲れ切った整体師が頼るのは

「すいな」なのです。

 

「すいな」という言葉の響きがいいせいか

最近は多くのサロンで使われるようになりました。

 

しかし内容が伴っていないところが多いのが実情です。

 

実際のところ東京すいなアカデミーには

エステサロンの経営者、従業員の方や整体のチェーン店の方

が来られます。

 

少しずつ「すいな」の良さが広まっていることだと思います。