肩こりの原因

• 肩こりの原因はたくさんあります。
  
• 肩には数多くの筋肉があって、また背中の筋肉も間接的に関与しているので、後頭部から背中全体をほぐすことが効果的です。

 

デスクワーク・パソコンなど同じ姿勢を長く続ける

• 長時間車を運転する方　
• 毎日強いストレスを受けている
• 夜更かしや心配事で自律神経の不調がある
• アンバランスな歩き方で腰が痛み、肩に影響している　
• いつもハイヒールを履いているので血流が悪い
• 年齢や運動不足で筋肉が弱化している
• 外傷性のもの　－　重い荷物を担いだり、急な運動によるもの
• 内臓疾患が原因の肩こりもあるので病院で検査を受けて下さい

 

どの原因も共通しているのは筋肉の硬縮と血流が悪くなっており、東洋医学的には気が滞っていると考えます。

気滞瘀血（きたいおけつ）と言います。

 

• 肩には数多くの筋肉があって、また背中の筋肉も間接的に関与しているので、後頭部から背中全体をほぐすことが効果的です。

 

 

• 関連する筋肉
  肩甲挙筋・菱形筋・僧帽筋・脊柱起立筋・斜角筋・胸鎖乳突筋・上腕三頭筋・三角筋

 

• 関連する経穴
  天柱・完骨・風池・肩井・肩中喩・肩外喩・天宗・肩貞・少海・尺沢・内関・曲池・手三里・外関・合谷

 

 

施　術（必ず全体のほぐしをしてから）

 

施術の前に必ず問診して原因を明らかにします。

 

 

 

Ⅰ．姿勢　　患者：伏臥位　　　

 

○　背中全体に掌で軽擦

 

○　天柱・完骨・風池に指按法

 

• 頚部から肩・背にかけて滾法

 

○　肩井に按揉法・分筋法

 

○　一束　T1~T7に按揉法

 

○　肩甲骨内縁（菱形筋の停止部）に按揉法

 

○　頚部から肩、肩甲骨に滾法

 

○　天宗に按法、滾法

 

○　天宗抽に第二指第二関節で肩甲骨内縁に点法

 

 

Ⅱ．姿勢　　患者：側臥位　　　術者：患者の背側

 

• 按揉肩井

 

• 肩甲骨調整　－　一指から四指を上になっている肩甲骨内縁に固定して

もう一方の掌で患者の肩を回しながら内縁に入れ込む

 

• 天宗に按揉法、博運　、肩貞に滾法

 

• 引き伸ばし上肢　－　肩貞指按

 

• 引き伸ばし上肢　－　肩井指按

 

• 引き伸ばし上肢　

 

 

Ⅲ．腕の点穴

 

天井・尺沢・少海・曲池・手三里・外関・内関・合谷

 

 

Ⅳ．姿勢　　患者：座位　　　術者：患者の背側

 

○　大推に軽打

 

• 肩・背に滾法、擦法、

 

終了

 

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