東京 整体 すいな(推拿)の方法 3
2018/04/02
経絡へのアプローチ、ツボの押し方
揉むだけじゃない「すいな(推拿)」の手技法
すいな(推拿)は東洋医学ですから必ず経絡にアプローチしてツボを押します。
ここが他の整体法やマッサージと決定的に違うところです。
経絡という言葉は”経脈”と”絡脈”の合成語です。
経脈は身体を縦に走る気の通り道、絡脈は身体を横または斜めに走って経脈と経脈を連絡していると考えられています。
すいな(推拿)を実践するときには必要に応じて経絡にアプローチしていきます。
筋肉をほぐして凝りや痛みをとり、経絡にアプローチしてツボを押して神経に作用することによって、体の機能を正常に保ちます。
ツボは600以上あると言われていますが現在361のツボがWHO(世界保健機構)に登録されています。
ツボの押し方にはコツがある
いろいろな参考書につぼの場所が書かれていますが図解では平面的な解説になってしまいます。
それは仕方のないことですが実際に押圧するときは注意しなければなりません。
ツボの場所や押す方向が微妙なので実際に体験してみるのがいいと思います。
「東京 整体 すいな(推拿)の方法 2」で解説したように”得気(えき)”が大切です。
皮膚から脂肪、筋肉を通り抜けて神経に作用させることがツボの効用です。
それには停止圧(ていしあつ)が大切で押圧はゆっくり、じわーっという感じで行います。
停止圧というのは押圧をしたときに抵抗を感じるところで停止するということです。
停止をせずに押し続けると痛さと不快感が残るので要注意です。
停止圧を長くすると(8~10秒)リラックス効果がよりすすみます。
このとき肩や背中のこりが溶けるような気持ちよさで眠気を感じると思います。
停止圧の後はゆっくり力を抜きます。
皮膚の弾力で指が戻る感じです。
意識的にポンと離してしまうと、お客様はそこに意識が集中してリラックス効果がもとに戻ってしまうので注意が必要です。
次のポイントへ移動するときは体から完全に指を離してしまわないで、少し圧をかけながらすべらすように移動させます。
基本的には、両拇指を重ねて点法(てんほう)、揉法(じゅうほう)などをします。
両拇指で行う場合、下にある拇指は経穴にあてるセンサーの役割をして、上にある拇指で圧を入れます。
圧を入れるときは、肘の屈伸で力を加減します。
下にある拇指で力を入れたり、体重をかけて押圧を行うと正しい触診や施術ができないだけでなく、バランスも悪くなり安定しないのです。
気はつながっている
体には“氣”が流れていて、“氣”はつながっていますので身体から手や指を離すと“氣”の流れがとぎれてしまいます。
施術者の左右の手と指は必ずどちらかがお客様の身体に触れていて“氣”の流れを保持することと、次の手技への不安を持たせないようにします。
予告なしに手を当てられると、びっくりしたり、不快感を持たれますので、必ず声をかけてやさしく手を当てることが大切になります。
施術中は副交感神経を優位にしますが、そのままにしておくと脱力感が強く残りますので、施術が終わったときは背中を軽く叩いて(座位、仕上げ)、交感神経を優位に戻します。
術後は好転反応(眠くなる、だるくなるetc)について説明して下さい。
「推拿」には痛みを軽減させると同時に、自律神経の安定をもたらして内臓の働きを良くして、ストレス軽減の働きがあるのです。
それが自然治癒を促進するための大原則なのです。
東京 整体 すいな(推拿)の方法 1~3で「すいな(推拿)」の概要を説明しました。
東洋医学 すいな(推拿)をもとお知りたい方はこちらをご覧ください
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