すいな（推拿）はどのようにやるのか？を解説します。

動画も参考にしてください。

 

音声が出ますのでご注意ください

 

すいな施術の心構えと方法

手技による氣と自律神経の調整

 

すいな（推拿）はすべての施術において必ず副交感神経を優位にしてあげることが施術の効用です。

これが「すいな」の最大の特徴です。

 

 

副交感神経は身体の安静に作用し、心拍数を減少させてリラクゼーションがすすみ、癒しと元気回復が促進されます。

施術の後でだるい感じや眠くなる作用がありますが、体を安静にする作用が働いているのです。

好転作用といって30分～60分でもとに戻ります。

 

すいな（推拿）は東洋医学ですから必ず経絡とつぼを刺激して気血の流れを整えます。

経絡は気の通り道、つぼ（経穴）は気の出入り口です。

筋肉をほぐしながら経絡とつぼを刺激して自律神経に作用するのでより効果を感じるのです。

施術後はほとんどのお客様から”あ～、きもちいい”　”こんな感じ初めてです！”　という感想をいただきます。

 

 

人の体に触れることはその人の生活に触れること

 

 

施術は丁寧に進めなければいけません。

肩でも腰でもどうして痛くなったのかを知る必要があります。

仕事や生活の仕方で痛くなった原因が違うからです。

 

例えば事務仕事のＯＬさんの場合はパソコンを使う仕事が多いので、目から入る情報が脳に与える影響や、キーボードをたたく手と腕の位置で肩の筋肉の硬直が進んだり、座りっぱなしの腰　ー　股関節周りの血流が滞って腰痛を引き起こし、ふくらはぎの収縮がないためにむくみが発生する、などさまざまな要因が考えられます。

また、暖房や冷房の影響もあります。

人間関係や仕事上のストレスも考えられます。

根掘り葉掘り聞く必要はありませんがお客様の仕事を聞いて痛みの要因を知ることが上手な施術につながります。

 

そういう意味で人の体に触れることはその人の生活に触れること、と言えるのです。