「すいな」で作る東洋医学の整体力 2
2019/05/21
経絡は筋肉と深く関係している
前回は整体施術をする上で関連する身体の筋肉について解説しました。
今回は経絡と筋肉の関わりについて解説していきます。
私たちが何気なく触れている筋肉には経絡が流れていて筋肉に触れると同時に気の流れも整える働きがあります。
ですから筋肉を良く知るということは経絡を知るということになります。
筋肉テストというのがあって、主に手と足の抵抗力でどの経絡が滞っているのかが解ります。
経脈の分布(流れ)を知ると筋肉との関係が理解できるようになります。
経脈と筋肉との関係(筋肉テストで使う筋肉)
任脈 : 棘上筋
督脈 : 大円筋
肺経 : 前鋸筋、烏口腕筋、三角筋、横隔膜
大腸経: 大腿筋膜張筋、ハムストリングス、腰方形筋
心経 : 肩甲下筋
小腸経: 大腿四頭筋、腹筋群
心包経: 中臀筋、内転筋、梨状筋、大臀筋
三焦経: 小円筋、 縫工筋、薄筋、ひらめ筋、腓腹筋
脾経 : 広背筋、僧帽筋、上腕三頭筋
胃経 : 大胸筋鎖骨部、肩甲挙筋、胸鎖乳宊筋
頚板状筋、頭板状筋、腕橈骨筋
腎経 : 大臀筋、僧帽筋、腸骨筋
膀胱経: 腓骨筋、脊柱起立筋、脛骨筋
肝経 : 大胸筋胸肋部、菱形筋
胆経 : 三角筋、膝窩筋
筋肉テスト
経絡の定義と名前
経絡は経脈と絡脈の合成語です。
経脈は身体を縦に流れる気の通り道で12本あり、
任脈と督脈を加えて14経脈といいます。
絡脈は身体を横または斜めに流れる気の通り道で経脈と経脈を連絡するものです。
言ってみれば、経脈は高速道路の本線、経絡はジャンクションまたはインターチェンジといえるでしょう。
この経脈と絡脈の2つの頭文字をとって経絡としました。
(因みに経穴はサービスエリアまたは出入り口と言えます - 後で解説します)
経脈は手に6本、足に6本あり、それぞれ陽経と陰経がセットになっていてそれぞれ
手の3陰経、手の3陽経、足の3陰経、足の3陽経と呼んでいます。
手の3陰経 手の3陽経
太陰肺経 陽明大腸経
少陰心経 太陽小腸経
厥陰心包経 少陽三焦経
足の3陰経 足の3陽経
太陰脾経 陽明胃経
少陰腎経 太陽膀胱経
厥陰肝経 少陽胆経
* 東洋医学では陰と陽の考え方があるので必ず陰陽のセットで考えます。
経脈の流れは決まっていて、この流れが滞ったり不具合を起こすと病気になると考えています。
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