すいな(推拿)スクールレポート1
2018/04/15
すいな(推拿)のススメ
「すいな(推拿)」に関する書籍、DVDなどはいっぱいあります。
“こんぽう”に代表される手技について詳しく書かれていて参考になるものが多く出ています。
経絡、つぼ、陰陽五行など中国医学の解説もいっぱいされています。
中国の専門家が研究して解説しているのでとても役に立ちます。
私もたくさんの教えをいただきました。
しかし、ほとんどが手技の説明と経絡、ツボの効用になっています。
それはそれでいいのですが私たちが実際にお客様に施術するときはスタートからすぐに経絡やつぼにアプローチはしません。
筋肉をほぐすこと
お客様は肩や腰を揉んでほしいので、まずは筋肉のほぐしからスタートすることになります。
大切なのは筋肉の場所、名前、機能などを考えて施術するということです。
身体は頭から足先まで繋がっているので部分的に当たっても効果的ではありません。
まずは身体全体をほぐしてから肩コリや腰痛などの部分対応にかかっていきます。
その際に気をつけるのは浅層と深層の筋肉が重なっているということです。
クイックのマッサージ店ではいきなり深層の筋肉にアプローチすることが多いので筋肉を傷めて揉み返しの原因となります。
浅い層からほぐしていって深い層の筋肉にアプローチするのが「すいな」の進め方です。
そこに様々な手技を使うことになります。
筋肉は骨の2か所に付着しています。
起始と停止です。
関節をまたいで付着して腕や腰を曲げたり伸ばしたりできるように機能しているのです。
「すいな」の手技は筋肉の付着部から緩めていくことが効果的です。
これが筋肉がほぐれる原理です。
このことはどのマッサージ法でも同じことです。
多くの参考書にはここが書かれていないので理解出来ない人が多いのと、実際に施術をする人がこのことを知らないことが多いのです。
筋肉の場所と名前を知って、2か所の付着部からほぐし、経絡とつぼ、適切な手技が機能して効果的な施術ができるのです。
全身をほぐす方法
東京すいなアカデミーのカリキュラムに“全身転運法”があります。
“気血循環法”とも言って、頭から足先まで全身の筋肉をゆるめて経絡、つぼを使って気血の流れを良くする手法です。
これだけでも体調を整えることができるのと内臓の働きが活発になります。
通常は「全身転運法」をしてから肩コリや腰痛などの症状別施術に入りますので効果がよく出るのです。
次回は「全身転運法」について解説します。
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